リリーッス!
はじめましてー!鳥取県ふるさと大使のサオリリス(Twitter:@saolilith)です。
今日から数日間(本当に数日)、 ココ、のまど間に滞在している間、 ブログをジャックしちゃいます!
私は現在、鳥取県内の色々な場所で職業体験をさせてもらっていて、境港からスタートして米子を通り、ついに、大山町にやってまいりました。
さてさて今日は、米澤さんの梨農園で、 王秋(おうしゅう)という梨の袋掛けをしました。
「米澤さん、今日はよろしくお願いします!」 朝8時、米澤さんの農園に集合し、まずはご挨拶。すると 「「おおっ!来たな宇宙人!!」」 ニカッと笑う米澤さん。
う、宇宙人・・・!? なんかすでに変なアダ名がつけられてるー!!
今日の宇宙人の仕事は、木になった梨一個ずつに丁寧に袋をかけることです。 米澤さんが「一番大事なのはハートだけんな」とニカッと笑いながら、袋掛けの際の注意点と、微妙なコツを説明してくれました。 その通りに心をこめて、梨を傷つけたり落としたりしないように袋をかけて、キッチリとワイヤーで留めます。 そうしないと、きれいな色の王秋ができないんだそうです。
だけどその、微妙なコツというのがなかなか難しく、一個かけるのも一苦労。 それに、地味にしんどい!なんてったって体勢が!ずっと上むいて腕上げて! 首と肩から腕が、既にだるくて痛くなってきました。
作業の途中に何度か休憩時間があり、 米澤さんの奥さんのよしこさんがコーヒーやお茶、お菓子やゆで卵までも用意してくださり、みんなでありがたくいただきました。 あまりのありがたさに、ただでさえおいしいルマンドが100倍おいしく感じられました。
よしこさん、ありがとう・・・
そしてまた、袋掛け再開です。 ラジオをバックに、たまに和やかに会話しながら、せっせと梨に袋をかけます。 はじめのうちは苦戦してペースも遅かったんですが、しだいに慣れてペースも上がってきました。
ここで、梨の袋掛け専用アイテム「パットケース」を紹介します。
袋のサイズとケースの幅がピッタリ調度良く、金具がうまい具合に袋を押さえてくれるので、一枚ずつ取り出しやすくなっているのです。 よしこさんに聞くと、梨の袋掛けでしか使わないということなんですが、梨農家専用のアイテムの存在に、興味がわきました。 文字のフォントもなんだかかわいい。
朝8時から夕方5時過ぎ(休憩時間含む)まで、11本ある王秋の梨の木のうち、6本の木の袋掛けました。つまり6本の木×1本で梨が約500個分=約3000個分もの袋掛けをみんなで達成したことになります。(大体) 農家の方から見てこれがどう評価されるのかはわかりませんが、勝手に達成感があります。どうか美味しく色艶のいい王秋になって欲しいです。
今日は気温もそこまで暑くなく、雨降りでもなかったので、わりと作業し易い中での職業体験となったのですが、もちろん猛暑や雨の日だって、農家さんは作業をするわけです。 それを考えると(考えなくても)、普段なにげなく食べていた梨の見方や味わいがかわります。
米澤さんはご夫婦共に明るくてチャーミングな方でした。 日頃口にする作物が、こんな素敵な人たちによって愛情込めて作られたものだと知ったし、そんな作物を食べられある私たちは幸せだなぁと思います。
やはり鳥取と言えば梨!
米澤さん、今日は貴重な体験、ありがとうございました!!