大山町の新スポット!てまひまで手間暇かけて作られた食事を召しあがれ

書き手プロフィール
矢野竜広
1980年生まれ。会社員コピーライター、放送作家を経てフリーランスに。2013年、住み慣れた東京を離れて鳥取県へ。自宅にオフィスヤノを構え、WEBデザイナーの妻とともに夫婦で在宅ワークにいそしむ。無類のビール好き。 ブログはビアエッセイ・ドットコム。ツイッターのフォローはこちらから。
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「泊まれる居酒屋」で酒好きがむせび泣く。

昨年、名和エリアでシェアハウス「のまど間」が誕生し、今年の春には中山エリアでコミュニティ食堂「tanocy」が産声をあげ活気づく大山町。さらに大山エリアでは「てまひま」という新スポットが生まれた。
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てまひまとは、大山町の永田集落にある居酒屋&カフェを兼ねたゲストハウス。主宰しているのは大山町の地域おこし協力隊の薮田佳奈さん。そう、こののまど間の管理人でもあり、今や彼女は大山町のmost active womanの一人と言えるかもしれない。

てまひまが目指すのは、「泊まれる居酒屋」。この「動けるデブ」にも似た切れ味鋭いコンセプトは、町内の酒好きを歓喜の渦に巻き込んでいる(ただし、2016年年末時点ではゲストハウスは準備中)。居酒屋は常設というわけではなく月に1度、毎月最終水曜日。このレア感がまたいいではないか。2016年の締めくくりは1週早めて第3水曜。「ほっこりおでんの日」というテキストレベルでほっこりする日にてまひまにお邪魔した。

懐かしくて新しい場所、という意味を実感。

てまひまがある長田集落は山陰道の大山ICを降りて、小高い丘を登って行った先にある。「本当にこの道で合ってるの?」と不安を感じながら道を進むと…
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ありました、てまひま。
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中に入ると既に先客多数。地元長田集落の方が多く、お友達同士かなり盛り上がっていた。てまひまというスポットは「懐かしくて新しい場所」と表現されるけれど、なるほど昔ながらの雰囲気と現代の感性がマッチしていて、その場に身を置くとすごく納得できる。
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さあ、今宵はおでんの日。ご覧のようにかなりリーズナブルなのでお財布にも優しい。
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おでん、激ウマ。特に大根は味が染みていて絶品だった。なんと今夜のために大根8本も切ったらしい(最終的にはほとんど品切れ)。その他、ボリューム感のあるロール白菜、定番の牛すじは感涙ものの美味しさ。ビールが進んで困ってしまう。
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ちなみに、ビールサーバーが設置されているので生ビールがいただけるのも感涙ポイント(泣き過ぎかもしれない)。客もスタッフも仲良しなので、客がお金を払ってビールを注ぐことも。この日は酒処tanocy大将の鳥本さんが入れたビールを堪能。
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車社会の宿命を行動力で跳ね返す。

おでんだけではなく、この日は坊領にあり、週末しか空いていない大山かおりそばの蕎麦がメニューに。コシがあってツルツルの麺は上品さも感じられておすすめ。人気メニューだけあってすぐに品切れしていた。
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おでんとビール、そして蕎麦を堪能したら、おかわりおでん&日本酒を堪能。薮田さんの出身地、淡路島の酒をいただいた。
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おでんと日本酒。ああ、最高に贅沢なひととき。…もう誰がどう見ても純度の高いおっさんだが気にしない。
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主人の薮田さんとも談笑して夜は更けていった。
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この日は同行者のご家族が運転する車に乗せてもらって帰宅(ありがとうございました)。来年はぜひ、車でお邪魔して酒を飲んで宿泊してみたい。

車社会というのは、酒好きの誰かが犠牲になる社会。お酒が大好きで飲みたいのに「運転だから…」とハンドルを握るジェスチャーをよく見てきたし、自分自身もそれが宿命だと思って虚空に浮かぶハンドルを切り続けた。でも、薮田さんは常々「なんとかならないものか」と思ってきたようだ。自身はそれほど無類の酒好きというわけでもないのに、僕らのような無類の酒好きのために解決策を考え、実行に移してしまう。「酒好きはてまひまに足を向けて眠れない」と言っても若干の過言くらいのものだろう。

大山町に生まれた新スポット、てまひま。2017年も進化し続けるであろうこの施設から目が離せない。

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鳥取県大山町にある田舎暮らしの入門道場「のまど間」からリアルな田舎暮らし情報をお届けします。

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