「のまど間に住んで大山で働きませんか?」パート3!!
今回募集するのは、世界から日本の通販サイトの商品が購入できる発送代行などのサービスを提供するtenso株式会社(親会社 BEENOS株式会社)です。
tenso株式会社(本社:東京)は、BEENOS株式会社(東京証券取引所第一部上場)の子会社で、海外の方に向けたwebサービスを提供する事業会社になります。
鳥取大山には、2016年にtenso株式会社鳥取支店として、サテライトオフフィスを開設しました。
今回の募集枠は、
システム開発担当(経験者)
システム開発担当(未経験者枠)
エンジニア枠(新卒)
です。
今回は、tenso株式会社鳥取支店システム開発部 フロントエンドエンジニアの客本裕一郎さんにお話をお伺いしました。
(写真:BEENOSホームページより。)
客本さんは鳥取県大山町出身で、27歳(取材時36歳)の時に「鳥取にITの仕事を持ち帰り、鳥取を金持ちにする!」という目標を掲げて上京。
未経験ながらIT業界に飛び込み、2016年、本当にITの仕事を鳥取に持ち帰ってきました。
ITは都会じゃないと…、でも都会は住環境が…
そんな固定概念は今、覆されました!
tenso株式会社鳥取支店なら、海、山に囲まれた最高の自然環境の中で、東京と同じスピード感でバリバリ働けます!
アウトドアが大好きでプログラミング等できる方!未経験でも向上心をもち、切磋琢磨しながら働ける方!お待ちしています!!
日本と世界を繋ぐ仕事。
インターネット・テクノロジーを駆使し、ボーダレスに日本と世界を繋ぐ「グローバルプラットフォーム」の創造を目指すBEENOS株式会社。
今回募集しているのは、BEENOSグループのtenso株式会社が提供している代理購入サービス「Buyee(バイイー)」の、開発及び運営業務です。
Buyeeは、海外から日本のショッピングサイトを利用する際に、ハードルとなる、交渉や支払い、言葉などあらゆる方面からお買い物をサポートする代理購入サービスです。
IT業界=パソコンとばかり向き合う=あまり人と話さない…と、勝手にクールなイメージもっておりましたが、今回、客本さんとお話する中でたくさんの驚きがありました、その中でも印象的だったのは
・コミュニケーション力
・人間らしさ
そんな部分が伝わればと思います。
選択肢を増やしたい。
薮田:そもそも、なぜ鳥取にITを持って帰ろうと思ったのかのですか?
客本さん:
前職は服屋さんなのですが、お客様がお洒落な服を着ていたので「どこの服ですか?」と声をかけたら、自分の働くブランドの服だったんです。でも、その服を見たことなくて…そのお客様は大阪で買われたとのことでした。
気になり本社に問い合わせたところ、「売り上げが少ない鳥取の店舗には卸していない。」って言われたんです。理由は理解したのですが、人口が少ない鳥取などの地方では、好きな物が、買いたい物が買えないのか!?と、選択肢の自由がない事実に本当に腹が立ったんです。
それで、シンプルに鳥取県にお金持ちが増えたら物を買うようになって経済も回るんじゃないか、すると買いたい物など選択肢を広げられるんじゃないかと思いました。
当時、ホリエモンがテレビなどでよく取り上げられていて、「ITって儲かるのか。」と漠然と思っていて、その後偶然知り合いの旦那さんが横浜のITの会社で働いることが分かり、しかも求人があると聞いて、「これだ!これしかない!」と。
当初、3年で鳥取に帰ってくるつもりだったのですが、さすがにそれは難しく(笑)。
なんとか鳥取にITの仕事を持ち帰ることができて、本当に嬉しいです。
東京で約10年働いて、商品だけでなく、職業だって本当に自由に選択できるのは、東京や大阪、福岡など一部の都市部だけ、逆に都心部にしかない職業に就けば住環境の選択の自由は奪われる人もいる、今回ITを鳥取に持ち帰られたことは、職業と住環境の選択肢の幅を少し広げることが出来たのではと思います。
とにかく、やる気!!
「IT業界は本当に日々変化、進化していきます。そこでやっていくためには、常に向上心や危機感を持って働かないといけない。」
正直なところをいうと、システム開発となれば経験者に来てもらって即戦力として働いて欲しいはず。でも今回の求人、この業界では珍しく未経験枠もあります!
未経験者の場合は、特に「やる気」重視!技術がない分、「やる気でカバーして欲しい。」
客本さん自身、未経験でIT業界に飛び込み、血の滲むような努力もしたし、折れそうなこともあったそうです。でも、
「心が折れそうになった時は、今自分が折れたら負けだ。同僚も上司も周りは皆ライバルだ。自分がやらなければならない!と自分を奮い立たせて、ここまで来ました。もちろん、職場の皆とは仲良くやっているので安心してください(笑)」
未経験でもやる気、目標がしっかりあれば必ずできる!と力強くお話してくれました。
未経験で飛び込んだ客本さんだからこそ、この部分は痛いほどわかるはず。痛みをわかってくれる仲間の存在は本当に大きい。比べ物にはならないものの、知り合いもほぼいない大山にやってきた時のことを思い出しました。
ちなみに…
入社当時の客本さん、パソコンもほぼ使ったことなく、ITって何なのか、何ができるのかすら分からなくて、はじめに読んだ本も、プログラミングどころか、初めてのWindowsだったとのことです!まさに努力の賜物!
コミュニケーション力。
今回お話を聞いた中で、
・仕事をしていて難しいと思うこと
・採用する人に求めること
の中に、「コニュニケーション力」というのが出てきました。
コミュニケーション:気持・意見などを、言葉などを通じて相手に伝えること。通じ合い。(google検索!)
明るい人でも、誰とでも仲良くできる人でもなく、今なにを求められているのか、何を伝えたいのか。客本さんは特に、相手のことを思いやれることだと言われていました。
別のサイトでも、客本さんの考えるコニュニケーション力が取材、紹介されていました。
(写真:鳥取支店のオフィス)
鳥取支店では、画面で東京オフィスで働くみんなの顔が見れるようになっています。
みんなと同じオフィスにいない分、物理的に東京のスタッフとはコミュニケーションが取り辛い状況になってしまうので、意識的にも鳥取支店に来てからは今まで以上にコミュニケーションを大切にしています。
鳥取で働くことのススメ。
鳥取で働く事のオススメポイントを聞いたところ、即答でした(笑)
満員電車に乗らなくてもいい!!当たり前だけど車通勤は確実に座れるし、出発時間を周りに合わせる必要がない!通勤は本当に天国です。
10年東京にいましたが、空が広いことがこんなに嬉しいと思わなかった(笑)右に大山、左に日本海なんて、都会に住んでいたら旅行に行かないと見れない風景が常に存在しているってスゴイなって思うしこんなに影響あるとは思わなかったです。衝撃です。
不便なイメージがあるかもしれないけど、ぶっちゃけ全然不便じゃないです。
東京には素晴らしい部分が沢山ありますし、東京も好きです。
それでも「東京の方が良かった、東京に戻りたい」と思うことは、特に僕にはないです。
あとは、ごはん本当に美味しいし、心にもゆとりができました(笑)
広い家に住みたい人とかも絶対に鳥取が良いと思います。
ミツバチ。
BEENOSのBEEは「ミツバチ」NOSは「巣」。持続的な共存共栄の象徴であるミツバチのように、世界中の起業家や 企業、そしてモノや情報をつなぐという思いを込めています。(HPより)
今回の客本さんとお話をして、BEENOS株式会社、tenso株式会社の代表取締役社長はホームページのCEOメッセージに書かれている、文になっていない思いの部分まで分かったような気がしました。
もちろん、客本さんは社長からの伝言を伝えているわけでもなく、自身の体験や、思い、言葉でお話してくれています。
きっとこれは社内の皆さんがコミュニケーションを本当に大切にしていて、みんなが社長の思い会社の理念をしっかり継ぎ、自分の部門ではみんながある意味社長として働いているんだろうなと。
会社は日本と世界を繋ぐミツバチ。
客本さんは、東京と鳥取を繋ぐミツバチ。
勝手にクールなイメージを持っていたIT業界がこんなにも、温かく人間らしい世界だったとは!
ご興味を持たれた方へ。
今回tenso株式会社での募集採用枠は
・システム開発担当(経験者)
・システム開発担当(未経験者枠)
・エンジニア枠(新卒)です。
ホームページのエントリーフォーム直接お問い合わせください。
住む場所はぜひとも、のまど間へ♪
あとがき
何事もセンスがあるに越した事はない!
客本さんにプログラミングのセンスについてお伺いしたところ。
ずばり、「シンプルに変換する力、捉え方。」
数学の文章問題をシンプルに分解して、分類して、どんな式で答えを出すか。みたいな。
客本さん的には、鳥取に入荷されない服をどうしたら入荷するかというところをシンプル分解、分類した結果「鳥取を金持ちにする!」とう事だったのでしょう。
そして、その式、方法がいかに「カッコイイいか。」
プログラミング界でも「うわぁ!それ、そんな式でやっちゃう?」みたいなカッコイイ式があるらしく、プログラマー達は、ユーザーの事を考えながら、使いやすくカッコイイを求め日々奮闘されているようです。
お話を聞いた限り、はっきり言って田舎でのんびり♪というお仕事ではないですが、IT業界、なんだか面白そうな世界です。
海、山に囲まれた最高の自然環境の中で、バリバリ働きませんか??