ラジオの収録で自分が大山さんに支えられていることに気付いた

書き手プロフィール
矢野竜広
1980年生まれ。会社員コピーライター、放送作家を経てフリーランスに。2013年、住み慣れた東京を離れて鳥取県へ。自宅にオフィスヤノを構え、WEBデザイナーの妻とともに夫婦で在宅ワークにいそしむ。無類のビール好き。 ブログはビアエッセイ・ドットコム。ツイッターのフォローはこちらから。
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先日、ダラズFMの「だんだん大山さん」
という番組に出演してきました。
放送は9月28日(土)15時から。
よかったら聞いてみてください。
今回は収録のときに考えたことを
書いていこうと思います。

念のため説明。「だんだん」=「ありがとう」。

番組タイトルにも入っている「だんだん」という言葉。
山陰以外の人にはあまり馴染みがないと思うけれど、
これは「ありがとう」という意味。
(調べてみると、山陰以外でも四国や九州など
西日本の一部地域で使われているらしい)

ダラズFMによると、
「日本遺産登録や開山1300年を控える大山を、
大山にまつわるお話を様々なゲストをお招きして
盛り上げていこうという29分のトーク番組です。
この番組は、DARAZ FMと
岡山市のレディオモモでも放送されます」
とのこと。

鳥取に来て何度も「大山さん」
という言葉を耳にした。主にお年寄りの方から。
中国地方最高峰で日本四名山の一つ、大山。
地元の人はこの山を親しみを込めて「大山さん」と呼ぶ。
そして、台風などが来つつも被害がなかったとき、
「大山さんが守ってくれた」とよく言う。
本気で大山の力を信じているフシがある。

今回僕は『山陰クラフトビール』を出版した、
大山町在住ライターということで呼んでいただいた。
9月の某日、米子のダラズFMへ。

釘をさされつつも結局終始?ビールトーク。

中にドローンの学校ができていたことに驚きつつも2階へ。

パーソナリティは、古賀里枝さんとゴロ画伯さん。
ゲストが話しやすい雰囲気を作るのがさすがに上手!
少しだけ打ち合わせをして収録ブースへ。

事前にディレクターの方から、
「ビールのお話もたくさんしていいですが、
大山さんへの感謝を忘れずお願いします(笑)」と
柔らかく釘をさされつつ収録は始まった。

ビールと大山さんをつなぐものと言えば、
これはもう大山Gビール以外にない。
大山Gビールの一番の魅力は、やはり水。
これは醸造責任者の岩田秀樹さんも
「水の良さに尽きます」と言及している。

大山に降った雪が解けて、その水が長い月日を
かけて自然にろ過された水で仕込んでいる。
これが美味しくないはずがない。
もはや反則ではないか!とすら思ってしまう。

また、季節によっては
大山山麓に広がる火山灰が蓄積してできた黒ぼく土で
育った大麦やホップなどが使われるビールもあり、
さらに、それを操るのが大山が大好きな醸造家
なのだから美味しさは約束されたようなものである。

…と結局、ビールのことばかり話していたように思う。
(すみません。。)

安心の象徴が東京ドームから大山へ。

この番組では、最後に「私の好きな大山さん」
について聞くのが恒例になっている。
登山をしたことは一応あるし、
参道や大神山神社も好きでよく行くのだけど、
正直、あるのが当たり前過ぎて
あまりその存在について考えてこなかった大山。

収録中、思い至ったことがある。

僕の出身は東京の文京区というところで、
最寄り駅は後楽園。僕が小学校低学年の頃に
東京ドームが完成した(当時はビッグエッグ
という愛称がおされていた記憶がある)。
以来、東京ドームは自分の街の象徴となった。

子どもの頃に田舎である高知に家族で帰省したときや
大学生になって一人旅して帰ってきたとき、
どこかで何泊かして丸ノ内線で後楽園に帰ってくると、
必ず東京ドームが外に見えて“ほっ”と安心した。
帰ってきたぞ~という感じがすごくした。
今、その安心の象徴が大山になっている。
県外に出かけた後、大山を目にすると
帰ってきたぞ~という感じがすごくするのだ。

大山が見える場所に暮らして6年。
大山さんが自分の心を支えてくれている。
そんなことに気付くことができた収録だった。

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