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まさかのきっかけと、自然豊かな場所で夢の暮らし。 | 【田舎暮らし入門】お城付きシェアハウスのまど間/NOMADOMA

まさかのきっかけと、自然豊かな場所で夢の暮らし。

書き手プロフィール
薮田 佳奈
のまど間管理人。 兵庫県淡路市出身、流れるままに大山町に移住。 のまど間や大山町内で起こる日常について書いていきます。
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このインタビューブログでは、移住してきたいろんな方の移住前の準備や心構え、その後の感想などをご紹介できればと思います。もしも何かの参考になれば幸いです。

このインタビューブログを始めようと決めた時から第1号は決めていました。

お話しを聞かせてもらったのは、初めて私が移住窓口の担当者として対応させてもらった井上家。

お話聞いていて、めちゃくちゃワクワクしました。少しでも伝われば!

まさかのきっかけ。

大山に来たきっかけは?と、ベタな質問からスタートしたのですが、返ってきた答えが衝撃的でした。

なんだっけー?という奥様の文子(あやこ)さんに対し、旦那さんの秀登(しゅうと)さんが放ったそのきっかけとは。。。

秀登さん「嫁の夢のお告げです。」

えーーーーーっ (◎0◎)ノノ !!!!

まさかの答えにビックリしたのと同時に一瞬で惹きつけられました。

そうだった!そうだった!と言わんばかりに思い出した様子の文子さん。

気になる夢の内容とは!?!?

文子さん「家族で電車に乗っていたら誰かが、「鳥取に神様が帰るってよ」って言ってたんです。」

夢から覚めた文子さんは、その夢をきっかけに、まずは地図で鳥取を確認。ありがちですが島根と鳥取の位置を逆で認識していたようです(笑)

そしてその時、地図上で中国地方最高峰である大山の存在も知ります。

数日後、文子さんはまた新たな夢を見ます。

文子さん「山の中腹で、みんなで農作業をしていたんです。右を見たら霧に隠れたすごい 大きな山があって、反対側を見たら海が広がっていて・・・」

(なんと、まさかの今住んでいるお家のロケーションとぴったり!)

夢から覚めた文子さんは、再び地図を広げ、夢で見た景色が見られる場所はないか探します。

「・・・あれ?大山じゃない?!」と思った文子さんは、早速その年のGWを利用して家族4人での鳥取旅行を計画します。(行動早っ!)

初めて訪れた鳥取は雄大な大山の麓、桝水高原。

目の前に広がる山と海の景色は夢で見た景色を同じ!

文子さん「私ここに住むー!!!」

文子さん決意の瞬間です!(決断早っ!)

ここで気になるのは、まだ夢の中でしか登場していない旦那さんの秀登さん。

夢のお告げをきっかけに、旅行先を鳥取大山に設定し、来てすぐ移住を決意する妻!

一体どう思ったのでしょうか?

秀登さん「は?何言ってんの?って感じでした。」

(ですよね・・・。)

しかもその時の状況を聞くと、もともとは横浜駅徒歩圏内の大都会に住んでいた井上家。しかし、自然がある所で子育てをしたいという文子さんの要望もあり、神奈川県内でも少し山側の自然豊かな所に憧れのマイホームを建てて2年経った時の出来事だったそうです。

文子さん「もっと自然がいいなー!って。満足できなくて来ちゃったんです🎶」

とにこやかな文子さん。ほんわかした雰囲気からは想像がつきづらい驚異的行動力はその後も続きます。

桝水高原の景色をみて大山に住むと決意した文子さんは、「よし、次は移住相談だ!」とその足でまぶやを訪れ、その時に大山町移住サテライトセンターの窓口担当者として、私は井上家に出会いました。

鮮明に覚えている(今だから言える)第一印象は、文子さんと秀登さんの移住に対する温度差、そして話しがかみ合っていない二人。仕事は農業で!となぜか確信に満ち溢れている文子さんに対し、何に対してもいっさいピンときていない様子の秀登さん。

今回お話しを聞いて、ようやくあの時の状況が理解できました。まさか夢のお告げで旅行に来てそのまま移住相談に来ていたとは…。やたら農業と言っていたのも夢のお告げのせいだったんですね…。

やはり、ここでも気になるのは秀登さん。

どういう心境だったのでしょうか?

秀登さん「移住相談に行くとなって、え?とは思ったけど、まさか本当に移住するとは思っていなかったし、話しを聞くだけならいいか。横浜には建てたばかりの家も仕事もある。大山が良ければ、たまに旅行で来ればいいじゃないか!って思ってました。」

(ごもっとも!!)

が、しかし!!この後、秀登さんに「神様が鳥取に帰るってよ!」へのお膳立て!?とも思える出来事が起きます。

秀登さん「GWの鳥取旅行から横浜に帰って2、3日後くらいだったと思うのですが、勤めていた工場がなくなるので、兵庫への転勤を命じられたんです。この時、『あぁ、鳥取に行くことを後押しされているのかもなぁ。』って思いました…」

そして、秀登さんはこの転勤命令をきっかけに、「働く」ということや、「暮らし」について振り返り考え始めます。

秀登さん「仕事が嫌いなわけではありませんでした。でも、毎日朝早くから夜遅くまで働いて、休日出勤もある。家族と暮らすためのお家を建てたけど、家族が寝ているうちに家を出て、家族が寝静まってから帰宅する。大切な家族との時間は満足に取れている状況ではなかったので、鳥取に行くのもいいかもしれない。。。まぁ、家もまだ新しいから売れるか!って移住する方向で考え始めました。」

まさかの展開!そして秀登さんの切り替えの早さ!!

そこから9ヶ月後、井上家は晴れて大山町民となったのでした。

あまりにも興味深いお話だったので、つい長くなってしまいましたが、一応本題はここから!

移住前後について聞いてみました。

Q 移住する前に不安だったことは?

文子さん「やっぱり仕事ですかね?旦那さんの仕事もそうですが、自分も働かないといけないのかな?とかいろいろ考えました。」

秀登さん「貯金もそれなりにあったので、仕事も焦らなくてもなんとかなるかなぁ?と思っていました。移住への不安というよりも、移住することを親族に理解してもらう事の方が大変でしたね。実際にそれぞれの両親を大山に連れてきて一緒に見てもらったり、いろんな人にお話してもらったり、正直納得してくれたのかはわからないですが、無事に移住する事ができました(笑)。」

Q 仕事はどうやって探しましたか? 現在は、どんな感じで働いていますか?

秀登さん「まず仕事に関しては、せっかくなのでサラリーマンではなく、大山っぽい仕事をしたいとは思っていました。あとは、大山に来るにあたって家族と過ごす時間を増やしたいというのが一番にあったので、収入は減ってしまっても、働きづめにはなりたくないというのはありました。仕事の探し方としては、インタネットで求人を調べて直接お話を聞きに行ったりもしましたが、結果的には人づてに紹介してもらって、初めは大工さんのところで日雇いで働かせてもらいました。今は農家さんで社員として働いています。そこでは、自分が作ってみたい作物に挑戦させてもらったり、内容的にも時間的にも自由にさせてもらっています。今後もこの経験を生かして、自分でも農業を始めていきたいなとも思っています。」

文子さん「私は結婚してからはずっと専業主婦で、家が好きなので働きたくないな…と思っていました。でも、収入も減るだろうし働かないといけないのかな?と思っていたところ、まぶやのカフェでお手伝いしない?とお誘いを受けてアルバイトを始めました。それと最近は、まぶやを運営するやらいや逢坂さんの事務のお手伝いをしたりしています。以前は、ご近所さんからお誘い受けて、1シーズンだけ苗屋さんのお手伝いにも行きましたが、これが想像以上に辛くて…、私には肉体労働は向いていないということがよく分かりました…。でも、改めて本当に農家さんを尊敬しました。」

秀登さん僕は逆に、肉体労働をしてみて自分にはこっちの方が向いているなと思いました。体を動かしていると、体調がすごく良くて気持ち良いです。」

Q ご近所づきあいはどうですか?

文子さん「ご近所みなさん良い方で、お野菜を頂いたり助けていただきながら、楽しく暮らしています。集落にもよると思いますが、私たちの住んでいる集落はお家が点在していたり、入植者の集落というのも関係しているのか、歴史ある集落よりは集まりが少ない気がします。なので、敬老会でみんなと集合写真を撮ったり、消防訓練に参加したり集まるのが楽しいです。」

Q 移住前後で、何かご自身で変わったと思うことはありますか?

秀登さん「働き方が変わって、自分のやりたいことに時間が使えるのが嬉しいですね。あと、原点回帰しているなーと思います。子供の頃、自分の家を建てたくて大工さんになるのが夢でした。大人になってからもDIYに興味を持っていましたが、大山に来て、まず初めに紹介してもらった仕事が大工さんのお手伝いだったり、建築系のいろんなワークショップに参加したり、電気工事士の資格も取りました。今はオフグリットな暮らしに興味があって、そういうのが作りたいなと思っていて、子供の頃の夢や、理想に近づいている気がします。」

文子さん「自然のことに詳しくなったり、いろんなことを楽しめるようになりましたね。以前の暮らし方は、目的に向かって電車に乗るという感じで、景色を楽しむ余裕がなかったのが、今は目的地を目指すというよりは、目の前にある道や寄り道を楽しむ余裕ができた感じがします。何気ない日常がないというか、日々いろんなことが起きるので、ハプニングも含めて毎日が楽しいです。あと、まぶやのカフェで働いていると宇宙を感じます(笑)大山は、横浜よりも人口が少ないはずなのに、違う星の人が来たんじゃないか?と思うくらいバラエティーに富んだ人がたくさん来て、働きなくないと思っていたのに、とても楽しんでやってます。」

Q 困ったことなどはありましたか?

文子さん「夏のムカデの多さとデカさ!もともと虫が苦手で始めは本当にびっくりしましたが、今は慣れて平気になりましたね。それくらいかな?」

 

子供達にもちょこっとインタビュー!

Q 大山に来て楽しい?

ハルちゃん「楽しーい!夏は海にいったし、冬はスキーにも行ったよ。雪がたくさん降った時は、家の近くの雪が積もった斜面でソリをして遊んだよー!」

長女ハルちゃんが、お気に入りの場所に案内してくれました。

最後に、実際に移住を考えている方へ一言お願いします。

秀登さん「お金はあるに越したことないですね。特に移住して来てすぐの、一番楽しみたい時期に心に余裕を持って楽しめる。実際に貯金がなかったら普通に会社に就職して都会と変わらない生活になっていたかもしれないなと思います。」

文子さん「県の補助で年に4回の交通費補助があったり、友好館を格安で利用させてもらえたのも本当に助かりました。ホテルとかではなく、地元の方と近い場所で滞在できて、いろんな情報を教えてもらったり、何度も来れて町の様子や住む人の様子が分かったのはすごく良かったですね。あとは、『どうにかなる‼︎』という。根拠のない自信というか、大丈夫と思えることが大切ですね(笑)不安は自分で作るものなので、楽しい気持ちで自分のやりたいことをやろうと思っていればどうにかなるんだなぁ。と実感しています。」

あとがき。

お話を聞きながら、自分が大山に来た時のこと、来てからの事も思い出しました。

都会は地方よりもいろんな事が細分化されている気がします。それに対し、地方では純粋な人出不足というのもあり、一人で何役もこなさないといけない事も多々あります。今まで縁がなくて関わらなかったことや、やってみたかったことなど、いろんなことを体験できる場も多いかもしれません。その体験の中で、向き不向き、好き嫌いなども改めてちゃんと分かって、人にお願いしたりされたり。振り返ると、大山に来た時よりも、できる事がグンッと増えている気がします。人との関わり方も関係性も以前よりも濃く、同年代だけでなく老若男女バラエティー豊かになっている気がします。

すべて人それぞれではありますが、私は濃厚な時間を過ごさせていただいております。

今回インタビューを受けてくれた井上家のみなさん。本当にありがとうございました。

とても自然体で素敵なご家族でした。夢のお告げがきっかけで移住してこられたご家族ですが、奥さんの文子さんは、夢をお告げと受け取り、行動に移し、理想の暮らしを掴み取っていく。そして、一見、堅実着実な旦那さんの秀登さんも、実はかなりフレキシブルで切り替えが早く何より前向き。家族を大切にしながら、自分の子供の頃の夢を叶えていく原点回帰。めちゃくちゃかっこいい!井上家とお話していると本当にワクワクしました。

ありがとうございましたー。

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