ついに復活である。
賛否両論あるかもしれないが、
まあそれは仕方ないだろう。
何はともあれ地ビールフェスタ in 米子に
行ってきたので、
その模様をレポートしたい。
もはや月一恒例!賑わう米子の風物詩。
そもそも皆さんは、地ビールフェスタ in 米子をご存知だろうか?
これは毎月最終金曜日に、米子の角盤町える・もーる1番街にて開かれる世にも珍しい月1開催のビール祭である。普通、ビール祭は年に1回とか2回程度が関の山だし、夏などビールが美味しい季節にやるのが相場だ。
ところが、この地ビールフェスタ in 米子はいい意味でクレイジー。
毎月最終金曜日(その後の土日にまたがることも)と決まっており、そのため真冬の12月や1月2月も行われてしまうのだ。
米子の中心市街地活性化の起爆剤として2018年8月から始まり、今年で2周年を迎える。
毎回テーマが設定されているのも特徴で、「仮装」「ワイン」「肉」など毎回趣向が凝らされており、ゲストもよく招かれている。
毎月開催がウリだったのに、今年は新型コロナウイルスの影響で2月に初の中止。
以来、3月4月5月と4回連続で中止となっていた。
ところが、迎えた6月。ついいに復活するとの報が。
テーマは『復活祭』。これは行くしかない。矢野は米子を目指した…。
鳥取のクラフトビールとナゲットのハーモニー。
ツイートはこちらである。
世にも珍しい毎月開催のビール祭、地ビールフェスタin米子が全国に先駆けて復活。ビールは大山Gビール、AKARI BREWING、475BEERの3社が参加、他飲食店多数。鳥取県出身のSAX奏者、MALTAさんも盛り上げてくれた。談笑しながらビールを飲む人たちの姿がほんと幸せそうだった。圧倒的やっぱこれだよな感。 pic.twitter.com/2WtaO2Zdpo
— 矢野竜広『山陰クラフトビール』著者/田舎フリーランス (@beeressayist) June 26, 2020
こちらにも書いてある通り、ビールは鳥取のみの3社。
島根県勢は次回以降に期待したい。
飲食店は本当に色々あった。
かば、一張羅、エンヤキッチン…と山陰をこよなく愛する面々。
中でも注目はこちら、KOMOREBITO GIBIER CAFE。
(義弟が営んでいるので宣伝をば 笑)
大山ジビエのホットドッグと大山ハーブ鶏のナゲットの2品のうち、ホットドッグは早々にソールドアウト。ナゲットは無事にゲットできた。
鶏の旨味も感じられる大振りなナゲットは、2つのソースで味変できるのも嬉しい。
ビールとの相性は完璧なので、超おすすめ!
(まわしものではありませんが、そうみなされても文句は言えません。。)
復活祭らしく、くす玉もあって盛り上がっていた。
さらに会場をヒートアップさせたのが、倉吉出身のサックスプレイヤーMALTAさん。
ビールを飲みながら世界的プレイヤーの演奏を聴けるなんて最高過ぎる。
大山Gビール、475ビール、AKARI Brewingのエンドレスループで夜が更けていったのだった…。
リスク覚悟で一歩目を踏み出すしかない。
さて、今回の開催について、
「まだ時期尚早なのではないか?」という意見を目にした。
確かに、全国でもこの時期に開催したビール祭は僕の知る限りほとんどない。
(7月からはだいぶ復活するイベントもあるようだが)
今回、接触確認アプリCOCOAのダウンロードを推奨され、
①マスク着用 ②入場時の手指消毒 ③山陰にお住まいの方限定 の協力が要請されていた。
正直、僕も「結構ものものしい雰囲気なのかな?」と思ったが、スタッフの方が誰も確認してこないので拍子抜けした部分もある。今のところ聞こえてこないが、もし「あの会場でクラスターが…」となっていたら、「まあ、ゆるゆるだったもんな…」と思ってしまう。
でも、もうお酒のイベントである以上、しょうがないとも考えるのだ。
だって、飲食するときはマスクを外すしかないし、ビールに並ぶ酔っ払いの列に「ソーシャルディスタンスが…」とか言っても聞くわけがない。ましてや定期的に消毒を!なんてアナウンスしたって無駄だろう。
リスクを考えたら永遠に中止するしかない。でも、それはできない。
だったらどこかで再開するしかないし、それがたまたま今回だったのだ。
withコロナ時代は始まったばかりである。
失敗もあるだろうが、今回の地ビールフェスタin米子のように、一歩目を踏み出すしかない。
二歩目は7月31日(金)。不安よりもみんなでビールを飲みたい!が勝る人は乾杯しましょう。