「中学生たちの居場所を作ってあげたい。」
あるお母さんから、そう声を掛けてくれたことにより始まったこのプロジェクト。
車社会でお店も少なく、子供達が集まれるのは友達の家。
親も監視するわけではないですが、敏感な子供達はどこか親の目を気にしながらその空間で遊び会話をしているのでは?
確かに考えてみれば、多感な時期の子供達にとって、これは地域課題の一つなのかもしれない。
中学生による中学生のためのプロジェクト。
4月の始めあたり、中学生4人とまずは話してみよう!
と、のまど間に集合して、何気ない会話からはじめました。
すぐに出てきたのが、
「まんが王国って言いながら図書館にはマンガないし、本屋もないし、マンガ読みたい!」
確かに!鋭いぞ!中学生!!
ということで、漫画喫茶みたいなのを、一緒に作ることにしました。
名前や、どんな場所にしたいのか、何が必要なのか、でもお金はない!などなど、夢と課題をみんなで話しつつ決めていこうと…。
どうやら、ゴリラブームらしい(笑)
自由すぎる中学生たち、一応大人として、3分間は脱線、暴走OKとして見守りつつ、みんなで決めたこと。
名前は、「マンガキャッスル」
マンガキャッスルに置く本は、家にある、いらない本や雑誌を友達から集めよう!
告知は、マンガだからマンガ風にチラシを作ろう!
など、彼女たち流にルールも決めつつ、できる範囲で無理なく初めることにしました。
↑集まったほんたち。
第1回 マンガキャッスル!
そして、本日5月5日こどもの日にめでたく、第1回マンガキャッスルが開催されました。
次回の策略を練ったり、学校の話しをしたり、好きなミュージックビデオを見たり、人間でよかったなんて話しも(笑)
でも、やはりジェネーレーションギャップはあるものの女子は女子!一番盛り上がったのは、アラサー&中学生でのガールズトークだったかなぁ
集まるとやはり話しをする方が楽しいようで、マンガタイムは20分ほどでしたが、それもまたよし。
子供達も楽しんでくれたようで、細々と続けていこうと思います。