近所にビール祭なんかがあれば最高だよな…と思ったので開催してみた*ライターの移住月記

書き手プロフィール
矢野竜広
1980年生まれ。会社員コピーライター、放送作家を経てフリーランスに。2013年、住み慣れた東京を離れて鳥取県へ。自宅にオフィスヤノを構え、WEBデザイナーの妻とともに夫婦で在宅ワークにいそしむ。無類のビール好き。 ブログはビアエッセイ・ドットコム。ツイッターのフォローはこちらから。
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今の家に住み始めた2年前のこと。
夏の始まりを告げる米子高島屋で開かれていたビアガーデンを訪れ、その写真を何気なくFacebookに投稿したことがあった。全てはそこから始まった。

粉雪が舞う冬からビール好き達が集まり…。

その写真に目を止め、「近所でもビアガーデンを」とコメントしてくれたのが、お酒をこよなく愛するお向かいさん、Tさんだった。
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以来、「いつか近所でビアガーデン企画をやろう!」というのは酒好き2人の共通認識になった。そして昨年、下中山地区の地域自主組織「楽しもなかやま」が設立され、共にメンバーになった。が、昨年は組織や食堂が立ち上がったばかりだったのと、我が家で2人目の子どもが生まれたこともあり、ビアガーデン企画は見送られることになった。
 
それでも年末あたりから「来年の夏こそは実現しよう!」と僕とTさん以外にもお酒好きの仲間が集まり、ミーティング(と称する飲み会)が月1で開かれるようになった。
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会を重ねてゆくなかで、ただビアガーデンをするのではなく、ドイツの「オクトーバーフェスト」をモチーフにしたビール祭にしようということに。それに、一度きりの開催じゃ自分たちがつまらないので、夏の間ずっとやろうという話になり、6~9月の第一日曜に開催することが決まった。

名前は「中山オクトーバーフェスト」等も候補に上がったのだけど、ここら辺では「オクトーバーフェスト」という祭の知名度がない。すると「なぜ夏なのに10月?」とわけのわからないことになる。そこで、日曜に開かれることを前面に打ち出し、会場名を頭に付け、「tanocyサンデービールテント」とした。

お客さんほぼゼロのプレイベントを乗り越え…

GWにはプレイベントを行い、お客さんがほぼ入らず肝を冷やしながらも自分達だけで大いに楽しみ、
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開催の時期が迫ると広報活動に力を入れ、
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この前の日曜日、初回の「tanocyサンデービールテント」を迎えたのだった。天気は快晴。まさにサンデービールテント日和だった。
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本当にありがたいことに、町内外からたくさんの方がやって来てくれて何とか構想2年の企画は形になったのだった。
もちろん、反省点はたくさんある。至らない点ばかりだった。それでも、お客さんが来てくれたおかげで色々と学ぶことができた(なにせプレイベントでは接客的なことが何一つ学べなかった)。

いい話に見せかけて最後にただの告知を。

イベントの後片付けをしているとき、お向かいのTさんがぽつりとつぶやいた。
 
「ほんまにこれ、高度な遊びですよね」(Tさんは姫路出身である)
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思わず深く納得してしまった。そうだ!これ、確かに難易度の高い遊びをしているのと同じ感覚だ。僕が住む大山町にいわゆる“娯楽”はない。遊園地やファッションビルも、パチンコ屋もアミューズメントパークもない。ただ、工夫次第で全てが遊びになる。オクトーバーフェストがないなら作ることを遊びにしちゃえばいいのだ。遊びだからこそ本気でやれる。
 
今年もまだあと3回あるので、もっと快適でもっと楽しいイベントにしていきたい。今、そう思いを新たにしている。
 
【tanocyサンデービールテント2017】
 
 7月2日(日)11:00~17:00
 8月6日(日)11:00~17:00
 9月3日(日)11:00~17:00
 
 鳥取県西伯郡大山町赤坂708 コミュニティ食堂tanocyの外 にて
 
というわけで、ぜひ遊びに来てください!
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