メディアとの距離が近いって大事だと思った話*ライターの移住月記

書き手プロフィール
矢野竜広
1980年生まれ。会社員コピーライター、放送作家を経てフリーランスに。2013年、住み慣れた東京を離れて鳥取県へ。自宅にオフィスヤノを構え、WEBデザイナーの妻とともに夫婦で在宅ワークにいそしむ。無類のビール好き。 ブログはビアエッセイ・ドットコム。ツイッターのフォローはこちらから。
Pocket

鳥取に引っ越してきて以来、
テレビやラジオなどに出演する機会が増えた。
ラジオにメールを送るとよく読まれる。
メディアが近い。これも山陰の特徴だと思う。

アットホームで小ぢんまりとしたスタジオへ。

先日、BSS山陰放送の『まいどっ』という番組に生出演した。
クラフトビールを特集する、ということで色々準備をしていたのだけど、
記憶に新しいあの西日本豪雨の影響で特集は先送りに。
普通だったらお役御免!という流れになるのだけど、そこは山陰のテレビ。

「特集の次のコーナーに出演してください」ということで、
「ここが変だよ!松江vs米子」というコーナーのコメンテーターを務めたのだった。
ビールの専門家という立場で呼ばれているにもかかわらず、
普通にVTRを見てコメントするというシュールな状況を楽しませていただいた。

MCの山田弥希寿アナウンサーと阿部樹里さんが
アットホームな雰囲気を作ってくれていたことに加え、
スタジオ全体が小ぢんまりとしていたこともあって、緊張とは無縁でいられた。
さすがにテレビの生放送は緊張するのではと心配したのだけど。

なお、クラフトビール特集は8月25日に延期されていながら、
その日に『アジア大会2018ジャカルタ』の放送が入ることになり、
今のところは宙ぶらりん状態。秋にはもう一度出演することになるだろうか?

様々な番組に出演させてもらった5年間。

移住から5年。振り返ってみると、様々なメディアに出演してきた。

地元の大山チャンネルは体制が変わって作られた番組の
記念すべき初回に出演させてもらった。
イベントを開催したり、参加したりでインタビューを受けることもよくある。
身内や知っている人もよく出るので家族で視聴する機会も多い。
中海放送では「若者たちの挑戦」という番組に
既に若者ではない年齢に差し掛かっていたにもかかわらず取り上げていただき、
密着取材されるという稀有な経験をすることができた。

ラジオは米子市のコミュニティFM放送局「DARAZ FM」には
何度も出演させてもらっている。明後日もサンデービールテントの
告知を青木郷香さんMCの「夕刊 DARAZ+」でさせてもらう予定。
FM山陰に出演したことはないのだけど、
毎日仕事をしながら流していることもあって、
当初はメールを送っていた。メッセージを送るとたいてい読まれ、
曲をリクエストするとその曲がかかり、抽選プレゼントに応募すると当たるのである
(一番搾り プレミアムセットが当たったときは嬉しかった)。

メディア、町長、花火。全てが近いということ。

僕は東京にいる頃、放送作家として活動していたので、
メールが読まれる確率の低さをよく知っている。
(ほとんど反響がないため、作家がメールを
書かなければならない番組も一方で存在するが)

それを考えると、山陰の番組と視聴者(聴取者)の距離の近さは異常だ。
先日もFM山陰の番組で、

リスナー「最近、仕事でバタバタしていてメールが送れませんでした」
MC「そういえば、久し振りだね、元気だったー?」

みたいな流れがあった。もはやMCとリスナーが友達なのである。
この“近さ”というのは田舎ならではの特徴かもしれない。
メディアとの距離、町長との距離、打ち上げ花火との距離。
全てが都会とは比較にならないほど近い。

近いと一人ひとりの存在感が大きくなる。
これって、自分が「社会の歯車の一つでしかない」と思って過ごすより、
ずっと健全で大切なことなのではないかと思う。
都会の茫漠さに疲れた人はぜひ田舎に来て欲しいものである。

Pocket

のまど間BLOGについて

鳥取県大山町にある田舎暮らしの入門道場「のまど間」からリアルな田舎暮らし情報をお届けします。

RSSを登録

follow us in feedly