鳥取=ファーストクラス論。*ライターの移住月記

書き手プロフィール
矢野竜広
1980年生まれ。会社員コピーライター、放送作家を経てフリーランスに。2013年、住み慣れた東京を離れて鳥取県へ。自宅にオフィスヤノを構え、WEBデザイナーの妻とともに夫婦で在宅ワークにいそしむ。無類のビール好き。 ブログはビアエッセイ・ドットコム。ツイッターのフォローはこちらから。
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先日、年長の長男が小学校の運動会に招かれたので、
来年からお世話になる小学校を訪れてみた。
中に入って、特にその広大さに驚いた。

自分の通ってた小学校の10倍広い。

息子が登場したのはプログラム10番の「もうすぐ1年生」。
10時半頃の出番ということで、10時過ぎくらいに行ってみた。

息子達がまだ二人とも保育園ということもあり、
小学校という存在は自分の視界にほとんど入ってなかった。
「あそこら辺にある」ということはわかっていたのだけど、
そのはるか手前から小学校は始まっていた。

そう、実はめちゃめちゃに広かったのである。
僕の出身小学校の画像と比べると歴然としている。
(言うまでもなく上が大山町、下が東京)


僕の肌感覚だと10倍くらい広い。

何より驚いたのが、観戦に来ている保護者達が
テントを広げたり、アウトドアのテーブルセットに
座って優雅に過ごしていること。
見てわかる通り、僕の出身小学校の校庭は狭く、
保護者は三重四重になって立ち見するのが基本だった。

広い。それは、価値。

次に驚いたのが観戦ゾーンが集落別に分かれていたこと。
これはお昼ご飯を校庭でみんなで食べるからだろうけど、
僕の出身小学校では子ども達は教室でお弁当を食べ、
保護者達は一回家に帰っていた。

つまり、この集落別の割り当ても校庭が広いことに
起因しているのである。

よくよく考えてみれば、保育園もそうだった。
今、息子たちが通っている保育園は園庭で運動会をやるけど、

僕が通っていた保育園ではわざわざバスで移動して、
遠くの公園の広場で運動会を開催していた。

・自分のところで運動会を開く。
・のんびり座って観戦する。
・子どもと一緒にお弁当を食べる。

これらは当たり前のようでいて、
実はすごく恵まれた話なのだ。

広々している。それは価値なのである。

飛行機だってそうではないか。
一人ひとりに広々としたスペースが割り当てられる
ファーストクラスはもうそれだけで価値であり、
エコノミーの何倍もの費用がかかる。

…と書いてふと思った。
鳥取県ってファーストクラスなのではないか!?

おそらくこれからも驚きは尽きない…。

ファーストクラスのざっくりした特徴はこうだ。

・一人ひとりのスペースがゆったり
・食事のグレードがいい
・ケアが手厚い

ゆったりしたスペースが与えられ、
食事も「ビーフorチキン?」ではなく、もっと良いものを選択でき、
少ない人数をCAさんが見るので丁寧な対応をしてくれる。
(ファーストクラスを利用したことはないのだが 泣)

これに鳥取を当てはめてみる。

・人口が少なく面積が広いのでスペースがゆったり
・食のみやこなので食事のグレードがいい
・役場の人も流れ作業的ではなく町民へのケアが手厚い

これはファーストクラスそのものではないか!
世紀の大発見である。

鳥取にずっと暮らしている人は、
この豊かさ、素晴らしさ、価値に気付いていない。

僕も鳥取にやって来てもうすぐ6年になり、
だんだん田舎暮らしに慣れてきてはいる。
が、小学校という新しい環境に触れると、
即座に自分の通ってた学校と比較して驚いてしまう。

これからもまだまだ驚き続けたいものである。

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