焚き火残酷説*ライターの移住月記

書き手プロフィール
矢野竜広
1980年生まれ。会社員コピーライター、放送作家を経てフリーランスに。2013年、住み慣れた東京を離れて鳥取県へ。自宅にオフィスヤノを構え、WEBデザイナーの妻とともに夫婦で在宅ワークにいそしむ。無類のビール好き。 ブログはビアエッセイ・ドットコム。ツイッターのフォローはこちらから。
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外出自粛も板についてきた昨今。
新しい趣味ができた。
燻製、芝生に続くアウトドア関連の流れを汲む焚き火である。

子ども達と週末を過ごせるのは今だけという危機感。

2020年、うちの息子達は小学1年と保育園の年少。
中学生にもなれば家族と週末を過ごすことも少なくなるだろう…
と考えると子ども達と遊べるのは本当に今しかない。

そんな淡い危機感からキャンプ道具を買い集めることに。
※細かい経緯はこちらに書いてある。

まさかキャンプをやりたくなる日が訪れようとは…*ライターの移住月記

実際にこの春、テントやタープに始まり、
シュラフ、ランタン、ガスバーナー、パーコレーター…
と色々なアイテムを比較検討しながら買ってきた。

その中に「カマドスマートグリル」というのがあった。

これはキャンプ場でBBQをするために購入。
というのは、今うちで使っているBBQグリルはバカでかい。
持ち運びがすこぶるしにくい。

一方、カマドスマートグリルは折りたたむとなんとA4サイズになってしまう。
なかなかな優れモノを買ったなあと早速、家で使ってみることにした。

カマドスマートグリルをカマドとして使ってみる。

これがコンパクトながらなかなかいい。
手羽元も美味しく仕上がって、
ノンアルコールビールが進みに進んだ。
あと思ったのが、先にBBQにハマって良かったなということ。
これが先にキャンプありきだったら、
BBQのことも含めて全部同時に詳しくならなければならない。
結構それはきつい。

そんなわけで、カマドスマートグリルはBBQコンロとして
合格!ということになった。

が、そんなカマドスマートグリルをBBQ用ではなく、
商品名の通り、カマドとして使ってみたらどうなるだろう?
という好奇心が芽生えた。

上に五徳を設置して、その上に鍋を置いて、
木を燃やしてお湯を沸かしてみた。

まあお湯は沸くのだが、それだけならシングルバーナーの方がラク。
それより何より、木を燃やすという行為が楽し過ぎる。
あ、これって焚き火だ。
そんな流れで僕の焚き火ライフが始まった。

子どもが虫を遊び半分でいたぶる感覚に近い。

ホームセンターに繰り出して薪を購入。

夕方になるやいなやカマドスマートグリルを出し、
庭で遊ぶ子ども達を眺めながら、
焚き火にいそしむのである。

最初のうちは子どもに「焚き火しようよ」
と声をかけていたのだけど、子どもには退屈なのだろう、
3分と持たずにどこかへ行ってしまうので、
いつの間にか一人でやるようになった。

焚き火ってやる前は、穏やかな気持ちになるものだと思っていた。
そういうイメージはないだろうか?
だが、実際に薪を火にくべるとき、
どんな気持ちなのかと言うと、
「さあ、この薪をいかにして燃やしてやろうか。いっひっひ」
というすごく邪悪かつ残酷な気持ちなのである。
で、狙い通りに薪に火がついて燃えると快感なのだ。

以来、僕の焚き火観は180度変わった。
穏やかな大人のたしなみではなく、
小さな子が虫を殺す残酷な遊びをするのに近い。

紳士ぶって焚き火をする人を僕は信用しないのである。

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