大山町では素朴な「ご飯会」という名称にご注意を*ライターの移住月記

書き手プロフィール
矢野竜広
1980年生まれ。会社員コピーライター、放送作家を経てフリーランスに。2013年、住み慣れた東京を離れて鳥取県へ。自宅にオフィスヤノを構え、WEBデザイナーの妻とともに夫婦で在宅ワークにいそしむ。無類のビール好き。 ブログはビアエッセイ・ドットコム。ツイッターのフォローはこちらから。
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「リマインド」は、「忘れてねーよな?」と同義。

名称というのは恐ろしいものである。

「研修旅行」は、実際のところ「お金を出してもらって観光地でハメを外す」ことだったりするし、
「努力目標」は、「ここまではやらないと容赦しないよ?」だったりするし、
「リマインド」は、「忘れてねーよな?」だったりするし、
「ナチュラリスト」は、「不自然な同居生活を送る者」だったりする。

実際のところはどうであれ、入口の響きは優しかったり、崇高だったりするのでつい人はその扉を開けてしまう。そして、今日も「もしかして忘れてんじゃね?」という疑惑を孕んだ「念のためリマインドしました!」というメールが世を飛び交うのである。

先日、その名称の恐ろしさをまざまざと見せつけられたのでご紹介したい。元大山町の地域おこし協力隊の“佐々木正志”こと“マーシー”(名前と愛称逆かも)とメッセンジャーでやりとりをするなかで、

「19時からご飯会するので、もしお時間あればぜひお越しください^ ^」

とご飯会に招待された。僕とマーシーは「ヒルソトビール」という企画を行っており、「そろそろ打ち合わせがしたいね」という話の流れだったので、てっきりご飯を食べながら打ち合わせをするものだと思っていた。

※あくまでもイメージはこんな感じである。

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指定された会場の平澤牧場の玄関を開けると、こんな世界が広がっていた。

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“ご飯会”という言葉の迷宮に迷い込む。

驚愕しながらも品よく靴を揃えて中に入ると、マーシーは何かに追われている。「打ち合わせはできない…」僕は即座に悟った。

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そんなわけで、もうこの場を楽しむしかないと僕は切り替えた。

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力強く乾杯の宣言が行われ、“ご飯会”の火蓋が切って落とされた。このご飯会、「DAISEN PARTY in平澤牧場」と銘打たれていた。大山町産の野菜や肉をみんなで楽しく食べる会でもあるらしい。

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肉も野菜も美味しいうえに大量で大満足。「ご飯会っていうから小ぢんまりした会を想像したけど、結構大きなイベントじゃん!」と思っていた僕だが、実は本当の「ご飯会」であると気付くのにそう時間はかからなかった。

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え?

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ご飯のサイズがおかしい。

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から揚げの位置もおかしい。

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笑顔で凄まじい量を盛ってるドSな御方がいました。。

日本昔話風な空間かと思えば、カクテルコーナーというオシャレゾーンが併設。

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バーテンダーまでいる!

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フォークを曲げるマジシャンまでいる!

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ポルノグラフィティ熱唱してる人までいる!

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もしあなたが大山町で「ご飯会」に誘われたら、それはカクテルパーティーかもしれないし、カラオケ大会かもしれないし、マジック鑑賞会かもしれない。言葉通り「ご飯(大盛)会」かもしれない。いずれにせよ、若干の注意が必要である。

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