火のある暮らし。風か薪か。

書き手プロフィール
大見謝 将五
1988年生まれ / 沖縄-伊平屋島出身 / 書きまぜるバーテンダー /  「ケケケ」という屋号で、あれこれやってます / 「食」を中心とした場づくりを、鳥取ではじめれたらと。
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大山での暮らしがはじまり、もう1か月半ほどが過ぎました。

12月という冬到来!の時期にやってきてしまったこともあり、ええ、そら、寒いです。沖縄出身のぼくにとっては、おそらく、みなさんが思っている倍くらい、この寒さには応えるのです…。

 

暖をとるために、薪ストーブを使う。こういう生活は、沖縄でも東京でも経験したことなかったので、お初!なわけですが、火を起こすための手間とかを含めて、薪ストーブはわりと気に入っています。

なんといいますか、「火を焚く」時間というのは贅沢な気がしちゃいまして。火がぼうぼうと元気になるまでの時間で本を読んだり、雑談をしたりするのは心落ち着くんですよね。

火をぼーっと見つめながら、なんとなく考えごとをするのは、どことなく心地良い。

 

そういえば、『ちいさな哲学者たち』というフランス映画があって、この作品は、幼稚園の4~5歳の子どもたちと哲学の授業を行っていくドキュメンタリーなんですよ。

で、授業がはじまるとき、毎度ロウソクに火をつけるんですけど、”火と考えることの関係性”って、このシーンと薪ストーブに通ずる部分なのかもなぁ、とふと思い出しました。まあ、余談なんですけども。

 

火を焚いていると気づくのは、めらめらと火が踊ることなく、炭になった薪がしんしんと燃えていたとしても、ここにフゥーっと息で風を送り込んでみたり、新たな薪を投入すると、また、ごうごうと燃え上がるということ。

何かをきっかけに燃え上がっていく。というのは、薪にかぎらず、人も物事も同じなのかもしれません(webでは「炎上」ってやつもありますしね…)。

 

数年前にみた、TED動画「How to start a movement」は、どうやってムーブメントが起こるのか、あるいは、リーダーが生まれるのかっていう内容を、”裸で踊るバカ”の映像をもとに話を進めていくやつでした(あ、サマリーはこっちを読むと早いかもです)。

ここで指摘されているのは、リーダーだけでなく、そのフォロワーの大切さについて。

 

目には見えにくくても、ふつふつと熱を放出しつづける、最初に投げ入れられた薪(リーダー)は、どうやって燃え上がっていくのか。それは、風や薪(フォロワー)のおかげだっていうこと。

うわぁ、なんか裸で踊るあの人と、薪ストーブがえらく重なったなあ、なんてことを思ったんですが、まあ、ぼくはなるべく一番はじめのフォロワーに…風なのか、(例えとして相反するんですが)さそい水のような新たな薪なのか、そのどちらかでありたいです。

大山と、その周辺にも、炭のようにしんしんと燃えている人はいるはずでしょうし、そういう人たちが集まるような場をつくっていけるといいですよね。

 

…ということで、そろそろ、のまど間でなにか企んでみようかと思っていたりします。

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