春から初夏の定番!山菜を採りに行こう(初級編)

書き手プロフィール
円岡 操夫
昭和29年生まれ。円岡造園代表。 大山町(旧中山町)生まれ、大山町育ち。 熱狂的タイガースファンで、米子応援団の団員。 約60年間の田舎暮らしで培ったノウハウをお伝えしていきます。
Pocket

円岡操夫 プロフィール
昭和29年生まれ。円岡造園代表。大山町(旧中山町)生まれ、大山町育ち。熱狂的タイガースファンで、米子応援団の団員。約60年間の田舎暮らしで培ったノウハウをお伝えしていきます。

山菜採りは一石二鳥の最強レジャー。

気候も良くなってきてきました。どこか遠くへ遊びに行きたい、なんて思っている人も多いのではないでしょうか。でも、大山町民だったらわざわざ遠くでレジャーをする必要はありません!なぜなら、この季節は山菜採りができるからです。楽しめるうえに食材も調達できて、まさに一石二鳥。さあ、私円岡操夫と一緒に山菜採りに出かけましょう。

sansai-1

山の中に入ると、色々な植物があります。私らは小さな頃から色々なものを食べてきました。シンジャにズーバナ、カッポンにタキナ…。ここら辺じゃない人には呪文のようにしか聞こえないでしょう(笑)。今回は比較的メジャーなタラの芽からご案内しますよ。

sansai-2

早速ありましたね、これがタラの木。その芽だからタラの芽です。よく見てもらったらわかる通り、トゲがあるので本当は穴が空きやすいゴム手袋ではなく皮の手袋で採ることをおすすめします。

sansai-3

木をグイッと近づけて、あとは採るだけ。頂きにある芽が一番美味いですよ。なんと言っても一番生命力のあるところですからね。力が宿るところは美味しいんです。

sansai-4

このタラの芽はもう天ぷら一択です。その他の食べ方は料理屋さんに聞いてください(笑)。それくらい私は天ぷらでしか食べません。

店で豆腐を買う代わりに山でわらびを採る

次はわらびと行きましょうか。わらびはもう山菜の王道ですよね。

sansai-5

わらびはちょっと足元の悪いところを抜けた先の斜面にあります。山菜採りはずっと昔から人間がやってきてることですから、もしやってみたいと思ったら地元のお年寄りに聞いてみてください。採れる場所が頭の中に入っているはずです。私の頭の中にも山菜マップがしっかり刻まれています(笑)。

sansai-6

sansai-7

ほらほらありましたよ。わらびを採る際は少し薄手の手袋がいいでしょう。わらびを折るとき、上から順に硬さをチェックしていきます。で、硬くなったところでポキッとやるわけです。その感触が厚手の手袋だとわかりにくいんですね。

sansai-8

去年自分が採った形跡もあります。わらびは美味しいですからね、毎年採ってますよ。ちなみに、このわらびはあく抜きが必要です。私の場合は湯がいて汁が冷めるまで放っておきます。冷めたら取り出して細かく刻んで味噌汁に入れることが多いですね。味噌汁の具に豆腐を入れようかな、なんて思ったとき、この季節だったら山に入ってわらびを採ってしまいます。節約にもなって大助かりです。

「汁の実にわらびでも採って来い」と言われて育った。

最後はセリも採りましょうか。セリは水分が多いところに自生している特徴がありますね。私のセリスポットはこちらです。

sansai-9

セリを採る際はハサミがあると便利ですね。爪が長いと爪でも切れるんですが、まあ、ハサミの方がいいでしょう。

sansai-10

皆さんはセリの風味ってわかりますか。レモンのようなとても爽やかな香りがするんですよ。この香りを届けられなくて本当に残念です(笑)。風味がとてもいいので、さっと湯がいて少し醤油をたらしていただくと独特の香りが楽しめます。カツブシをかけても美味しいですけど、少し風味同士が喧嘩してしまうかもしれません。

根っこも美味しいですが、採り過ぎると翌年につながらなくなるので、必要なぶんだけを採るようにしましょう。これは山菜全体に言えますね。我々は小さいときから親に「汁の実にわらびでも採って来い」と言われて育ちました。自分の家族がその日に食べるぶんだけ採ったものです。

最後に注意点を少々。山菜を採る際は、冬眠明けのマムシがいることもありますので深めの長靴を履きましょう。服は青など寒色系のものがいいと古老から聞いたことがあります。安全に気を付けて、皆さんもぜひ、山菜採りを楽しんでください!

構成:矢野竜広

操夫の覚書き

・タラの芽は皮の手袋で採るのがおすすめ
・山菜に興味があったら地元のお年寄りに聞いてみて
・必要なぶんだけを採るようにしましょう
Pocket

のまど間BLOGについて

鳥取県大山町にある田舎暮らしの入門道場「のまど間」からリアルな田舎暮らし情報をお届けします。

RSSを登録

follow us in feedly