大山町にやってきて3年が経ち、2017年3月31日私たち大山町地域おこし協力隊第1期生は卒業いたしました。
そして、今や大山町の代名詞でもある「築き会」の皆さんが主催で「大山町地域おこした協力隊卒業式」をコミュニティー食堂tanocyにて挙行していただきました。
3年前はこんなことになるとは思ってもいなかった。
卒業生紹介!
「地域おこし協力隊」という総務省の制度を使って大山町にやってきた私たち。
第1期生は3人。
卒業式前に手作りのコサージュをいただき記念撮影!
(ちなってぃー、つーちゃんかわいいコサージュありがとう!)
では紹介します。
まず、2014年の4月に私、薮田佳奈は運命的に大山町へやってきました。(写真右)
次に、6月にやって来たのは、実は愛されキャラのダニーさんこと、小谷英介さん。(写真左)
そして10月、大山町の顔!司会やレポーターに引っ張りだこの青木郷香さん。(写真中央)
私たち同期3人、それぞれ自分なりに試行錯誤しながら、いろんな人たちに支えられ3年間を過ごしてきました。
大山町地域おこした協力隊卒業式
そして、今回の卒業式を企画開催してくれた、「築き会」。実は、大山町に地域おこし協力隊を導入するきっかけを作ってくれたのも築き会の皆さんなのです。
代表は宮大工の北村裕寿さん(株式会社創伸)
そして二人の副代表、素潜り漁師の中村隆行さん(株式会社漁師中村)
アーティスト、アートディレクターの大下志穂さん(スタジオ情熱アップル)
偉大なる三役を筆頭に年代や業種さまざま仲間たちが、大山町のまぶやを拠点として、移住から婚活、アートまで、幅広い分野、方法でまちづくりに取り組んでいます。
(以前少し築き会について書いた記事→大山町に住みたい人が増えている理由)
今回の「大山町地域おこした協力隊卒業式」を企画してくれたのは副代表大下志穂さん。
私が、大山町に来ることになったきっかけも志穂さんが企画する大山アニメーションプロジェクトだったり、3年間の活動を振り返る中でも、切っても切り離せない存在の志穂さん。
楽しみも苦しみも一緒に味わわせてっもらった3年間でした。本当に有難うございました。そして、これからも宜しくお願いします!!
卒業式スタート!
卒業生入場!の掛け声で張り切って入場する3人を迎えてくれたのは、会場のtanocyにあふれんばかりの人。
拍手やおめでとうの声で迎えてくれ、すでに感無量です。
音楽はプロのヴィオラ奏者生原幸太さんによる生演奏!(豪華すぎる!)
乾杯の後は、協力隊期間中、連載させてもらっていた町の広報誌「だいせん」の記事をベースに活動を3年間を振り返る。
長いようで短く、短いようで長い3年間。こうやって振り返ると本当にいろんなことがあったなぁとしみじみ。
開始30分すでに涙腺の緩む薮田。
企画情報課の広報担当山下さんに声をかけてもらいスタートした広報、文章が書くのが苦手な私は、山下さんの編集頼みでしたが、広報記事のおかげで会ったことのない町の方が自分を知ってくれたり、遠くに住む大山ファンクラブの会員さんにまで届けられ北海道の方から手紙をもらったこともありました。
続けられて本当に良かったです。山下さんこの場を借りて、ありがとうございました!!
続いては卒業証書授与。
築き会代表の北村さんから、卒業証書を受け取りました。
卒業証書ってこんなにも感動的なものだったのか…。
それからは、皆さんからのプレゼント攻撃!!!
多彩なメンバー集う卒業式。
トップバッターの宮大工北村さんからは、ヒバのお弁当箱。
別名あすなろとも呼ばれるこの木は「明日には檜になろう!」という出世木とのこと。
これかも頑張ってくれ!と力強いお言葉とともに受け取りました。(頑張ります!)
そして、基本的にみなさんプロ集団。
版画に写真集、半日撮影券、トータルビューティー券、温泉券、ハーブティー、手作りケーキ、ブラウニー、アップルパイ、Orange Box券、手作りコサージュ!
そして、加奈子さん&ヒロさんチームによる絶品お料理に見事な会場デコレーションたち。
多彩なみなさんから、恐ろしいくらいの愛を…。
途中から、こんなにもしてもらって良いのかと3人でオロオロ。
まだまだ続くよ贈り物!!!
最近いろんなイベントで大活躍!?
大山町のコメディアンふつかよいず(中村さん、鳥本さん、トリノさん、加藤さん)のコントにコバターさんの熱のこもったカラオケ!
お忙しい中、この日のためにネタを作り、練習を重ね披露してくれました。
皆さんには、笑い泣きさせていただきました。
この日はなんと!作詞TAKA(中村さん)のもりさや作曲よる新曲と、大山アニメーションから生まれた名曲「今を信じて」と「見上げたら」を演奏いただきました。
クライマックス!締めは志穂さんの記念映像。
近くにいたので、本当に寝る間もなく忙しい時期だったのに、私たち3人の駆け抜けた3年間の思い出をぎゅーっと詰め込んでくれた映像作品。もう涙腺崩壊です。
最後は、3人からささやか過ぎますが、お礼として、小学校の頃を思い出して、元気に卒業生の言葉を叫びました。
皆様、本当に有難うございました!!!!!
退場まで贅沢な卒業式。
生原さんのヴィオラにもりさやの仰げば尊し。そして「おめでとう!」「がんばれー!」と皆さんの温かい言葉を浴びながら、みなさんのアーチを3人で潜りました。
なんとも盛りだくさんの素敵な素敵な卒業式でした。
本当に本当に有難うございました。
その後は再び盛り上がり、カラオケ大会!
こんなにも笑い、泣き、はしゃいだのは久々でした。
本気の町、大山町
何をするにも「本気」
本気の人達がこんなにもたくさんいる大山だからこそ、私達は3年間全うできたのだと思います。
仕事も遊びも全て本気。
私が大山に来ることを決めたのも、築き会の皆さんの本気の姿を見て、「こんな風になりたい。」と思ったから。
夢ではなく、目標となる、目指すべき人達が近くにいるので、頑張り続けられる。
だから私たちは、この町に残りこれからも本気でやっていこうと決めたんだなぁと、今回の卒業式で確信しました。
これからもがんばろーーー!
大好きだ大山!大好きだみんなーーーー!