まさかの美ら海水族館超え?山陰が誇る水のない水族館が面白い

書き手プロフィール
矢野竜広
1980年生まれ。会社員コピーライター、放送作家を経てフリーランスに。2013年、住み慣れた東京を離れて鳥取県へ。自宅にオフィスヤノを構え、WEBデザイナーの妻とともに夫婦で在宅ワークにいそしむ。無類のビール好き。 ブログはビアエッセイ・ドットコム。ツイッターのフォローはこちらから。
Pocket

山陰に越してきて7月で4年になる。鳥取砂丘や出雲大社といった超メジャー級はもちろん、石見銀山や投入堂、足立美術館といったメジャー級、お菓子の壽城や安来節演芸館、木の根神社といったいぶし銀的なスポットまで結構様々な場所を訪れた。

だが、山陰はまだまだ広い!行ったことがない観光スポットがまだ山のようにあるのだ。時間を見つけて少しずつ未踏の地を減らしていこう、そう胸に誓った。

3歳児のなりきり欲を心ゆくまで満たす展示物。

今回訪問を思い立ったのは、境港にある「海とくらしの史料館」。ここ、皆さんはご存知だろうか?おそらく鳥取県外の人は知らないだろうし、県内の人の間でも知名度は高くないのではないだろうか。結論から言うと最高である。3歳の長男は入口の時点でテンション高めだった。
1
何かエイ的な魚類になりきっている模様である。入館料は大人400円、未就学児は無料。JAFの会員証や子育てパスポートがあれば360円で入館できる。
2
入ってすぐのところにこの史料館の説明がある。「水のない水族館」というキャッチコピーの通り、館内ははく製にされた海の生き物たちが約4000点も並ぶのだ。

こちらの目玉、巨大マンボウ、チョボリン君(さん?)ともすぐに対面できる。他にも本物そっくりのはく製がズラリ!
3
4
5
なりきりたい世代(8月がきたら4歳)なので生暖かい目でご覧ください。
6
クロマグロやマンボウといった超メジャー級はもちろん、アメリカンロブスターやトラフグといったメジャー級、ミナミキントキやフサギンポといったいぶし銀的な魚まで結構様々な魚介類を見ることができる。

「へんなかたち!」とか「おっきー」「どわー!(ただの驚き)」とか子どものリアクションもかなり良い。作り物とはいえ、かなり精巧なので大人も楽しめるし、
7
「この世には志茂田景樹みたいな色のカニもいるんだな…」といった具合に学びになる。

美ら海より海くら!竹下通りよりハリセンボン通り!

8
得られるのはそんなトリッキーな知識だけではない。漁法説明コーナーというのも設けられており、多種多彩な漁の方法も模型で学べる。
9
昔好きだったアーティストの曲に「♪エレファントの歌が流れ ゼブラが夜空に飛ぶ」という歌詞があったけど、こちらでは マンボウの鳴き声が流れ エイが頭上に飛ぶ。

そして、子どもゴコロを鷲掴みにするのが館内のメインエリア中央に漁船があること。
10
おそらく楽しさのあまり何度も乗船したがるので(うちの子は4回)時間がない場合は注意したい。
11
つい先日、沖縄の美ら海水族館にも行った息子だが、正直リアクションの良さは「海とくらしの史料館」の方が上回っていた。そりゃ、こんなにピラルクに接近できたら嬉しいだろう。
12
1階に加えて2階もあり、海の生き物だけではなく伝統工芸について学ぶこともできる。入館料も安いし、かなり魅力的なスポットだ!「原宿の竹下通りには連れて行ってやれないけど、ハリセンボン通りには連れて行ってやりたい!」、そんな親御さんにもぜひおすすめしたい。

境港でメタルフィッシュに話し掛ける。

ところで境港といえば、妖怪のブロンズ像が並ぶことで知られている。この「海とくらしの史料館」に入ると、実は境港は妖怪だけではなくメタルフィッシュ(金属で作った魚)が街に点在していることを知ることになる(館内でマップももらえる)。

怖くて妖怪には話しかけられなかった息子も魚だったらこのように饒舌である。
13
史料館見学を楽しんだら付近の散策も楽しんでみよう。
14
…とメタルフィッシュ探しに勤しんでいたところ、息子が急に「あ!」と大きな声を上げた!な、なんだ!?後ろを振り返ると…
15
隠岐行きのフェリーが動き出していたのだった。やー、境港は妖怪だけではなかった。これからも山陰を発見したり、再発見したりしよっと!

Pocket

のまど間BLOGについて

鳥取県大山町にある田舎暮らしの入門道場「のまど間」からリアルな田舎暮らし情報をお届けします。

RSSを登録

follow us in feedly