なぜここに?大山町内にお酒とスケボーとDJが楽しめるスポットがある

書き手プロフィール
矢野竜広
1980年生まれ。会社員コピーライター、放送作家を経てフリーランスに。2013年、住み慣れた東京を離れて鳥取県へ。自宅にオフィスヤノを構え、WEBデザイナーの妻とともに夫婦で在宅ワークにいそしむ。無類のビール好き。 ブログはビアエッセイ・ドットコム。ツイッターのフォローはこちらから。
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「中山口駅前にバーができたらしい…」

そんな噂が最近、下中山エリアに流れた。
中山口駅。利用している人はわかると思うけど、
よくある田舎の駅で飲食店などもない。
本当だろうか?
噂の真相を確かめるべく中山口を目指した。

暗い夜道の先に倉庫にしか見えない建物が。

中山口駅前と聞いていたが、実態は少しだけ違う。
確かに駅前ではあるけど少し歩く。
駅を出て直進すること2~3分だろうか、
右手に中里神社が見えてきたらその真向かいが目的地。

この倉庫にしか見えない建物の外階段をトントンと上る。

外扉を開けるとさらに中に扉が。左手の小窓に何やら紙が張ってある。

「店主取込中につき、先に滑っていて下さい。受付等は後ほど行います。」とある。
滑る???
 
気になりつつも中に入ると…。





バーとスケボー場とクラブが一つになったような
まるで田舎には見えないお洒落スペースが目の前に!!

このお店、名前を(遊)ナカヤマ というらしい。
まさに遊べるスポット。

一体誰が、いつから、どんな思いで運営しているのか?
気になるので聞いてみた。

9年前にミニランプ完成、最近バー空間に。

というわけで、バーカウンターへ。

話を聞いたのは、店主の中川俊一さん(33歳)。
キッチン側にいる帽子をかぶっている男性だ。
実はこのスポット、最近できたわけではないそうだ。

「9年前からそこのスケボー場、ミニランプって言うんですが、
をやっています。結構音がするんで当初は2回ほど警察がきました(笑)。
しばらくはミニランプだけだったんですが、最近バー営業を始めました。
火曜は休みにしようとしているんですが、
それ以外は基本毎日開けるつもりでいます」

な、なんと、お酒好きの僕でもノーマークだった。

こんなスタイリッシュな空間に仕上げるのにはだいぶ
資金が必要だったのではないだろうか?

「いえ、仲間たちと全部DIYで作ったんで
そんなにかかってません(笑)。
電気工事と壁紙以外は自分達でやっています」

店主の俊一さん、実はここが実家で隣の家在住。
この建物はかつて親御さんが営んでいた会社の物置だったそう。
さらに、聞いて驚いたのがなんと4児の父であること。
今後は「このお店の仕事一本でやっていきたい」とのことだが、
奥様は反対しなかったのだろうか?

「奥さんは賛成でも反対でもない感じですね(笑)。
きちんと子育てしてくれるならいいよ、と言っているので、
日中は子守りに追われています。
最近、4人目が生まれたばかりでもあるので」

なるほど…。一体これまでどんな道を
歩んできたのだろうか。
俊一さんのこれまでのことも聞いてみた。

開店のきっかけは、外で働くのが嫌になったから。

中山出身の俊一さん、高校生の頃に大山でバイトをしたとき、
初めてスノーボードと出合った。高校卒業後、1年間中山で過ごし
20歳で上京。2年半ほど東京でフリーター生活をした後、
「海外で生活してみたい」という思いが募り、
ワーキングホリデーでカナダへ。1年半ほどスノボー三昧の生活を送る。
スケボーを始めたのもこのときだった。

「24歳の頃に帰国したんですが、当時はスケートできるところがなかったんです。
だからこの場所は自分達がスケートをするために作りました。
DJブースは仲間のために作った感じです。
米子で仕事をしていたので、最初は完全に趣味でしたが
もう外で働くの嫌だなと思って(笑)、
こちらでお店を営業することに決めました」

素晴らしい!もう人間がいやいや働く時代ではない。
今後、俊一さんのような生き方を選ぶ人は増えるような気がする。

さてこのお店、今後はどんな風に運営していくのだろう?

「今夜みたいにお酒を飲む人、スケボーやる人、
DJやる人がそれぞれ楽しんでくれたらもうそれが理想です。
お店の方向性もここに来る人が決めてくれたらいいかな。
あ、ビールは好きなので今後は海外の瓶ビールも出したいと思っています」

やったー!!
というわけで、肩の力が抜けた最強の遊びスポット、
遊ナカヤマをぜひ一度訪れてみてください。
「大山町にこんな場所があったんだ!」と誰もが驚くはずです!

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鳥取県大山町にある田舎暮らしの入門道場「のまど間」からリアルな田舎暮らし情報をお届けします。

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