子どもはかわいいけど、一緒に遊ぶのが正直つらい!正直つまらない…
でも他のママは同じ目線で遊べているのかも。私は親失格?
真面目に子育てをしているあなただけでなく、誰でも一度はそう思ったことはあると思います。
- 延々と続くおままごと。
- 絶対勝てない設定をされる戦いごっこ。
- 「見てみて!」と言われ、惜しみつつ家事を中断すると、実にしょーもないこと…
4歳・7歳男子を育てる私も、つまらなすぎて途中で寝てしまい、「またやってしまった…」と後悔してしまうことがありました。
かといって、テレビや動画を見せ続けるのは気が引けるし、遊んであげたい気持ちもある。
こんな時、どうしたらいいかと悩んでいました。
しかし最近「あ、こうすればいいのね!」ということが判明!
この記事で子どもと遊ぶのが辛い・つまらないときの対処法を11項目、ご紹介したいと思います。
子どもの年齢にもよりますが、2,3歳~小学校低学年くらいであればこの対処法が有効かもしれません。
子育てが大変、辛い、つまらないと感じるあなたに、少しでもお役に立てたら幸いです。
子どもと遊ぶのが辛い、つまらないときの対処法11選
まず大前提として、当然ながら大人はもう子どもではないですから、心から楽しめないのは当然のこと。
そのため、「つまらないと感じてしまうのは親失格?」と思う必要はありません。
しかしその中でも「私も楽しい」と思える遊びも当然あるのではないでしょうか。
まずは、
「親である自分は何が楽しくて、何が楽しくないか」
「子ども自身はどんな遊びが好きなのか」
こんなことを頭の片隅に考えながら読んでみてくださいね。
私はとにかくごっこ遊びが苦手です!
子どもと遊ぶのがつまらないときは、以下のような方法があるので、次の段落で詳しくご紹介します。
- 身体を使った遊び・親子とも楽しめる遊びや、集中できる遊びをすすめて徐々に離脱する
- あえて忙しそうにすることで、子どもの知育促す
- 家事をリビングで行い、一緒にやってもらったり、ごっこ遊びの延長で行う
- 工夫を加えて楽しめるようにする
- 子どもの気持ちを理解する目的で本気で遊んでみる
親子とも楽しめる遊びに切り替える
私が最も多用している方法です。つまり、違う遊びにそらすこと。
私がつまらないと思う遊びに巻き込まれそうだ!と思ったとき、まず少しは付き合ってあげます。
「もっかい!」と言われたのタイミングで「じゃあ、今度はかくれんぼにしよ!」と提案。
(かくれんぼなら、私自身絶対つまらなくならないと思ったからです)
家の中で繰り広げられるかくれんぼは、数少ない隠れる場所をなんとか捻りだすユニークな遊びになりました。
かくれんぼじゃなくてももちろんOK。
年齢によりますが、カードゲーム・ボードゲームなどもいいと思います。
身体を動かす遊びにする
夫に子どもを任せると、すぐに外へ連れていきます。
家で一緒に遊ぶとどうしたらいいかわからない、眠くなる、しんどいからのようです。
公園や外遊びも大変ではありますが、遊ぶものがある分、保護者が遊びを主導してやらなくていいものも多く、少しはしんどさが軽減できるのではないかと思います。
同じ環境のママ友同士で約束を入れるのもいいですね。
また、ダイエット!と思う方法は結構ありです。
それまで公園で遊ぶ姿を眺めていたこともありましたが、20代の時より10kg太ってしまったことから「鬼ごっこして!」と最近では自分からお願いしています…
集中できる遊びをすすめてみる
その子が集中できる遊びをすすめ、最初は一緒にやりますが、集中し出したら離脱するという作戦です!
お絵描きやブロック、積み木、パズル、アイロンビーズやアクアビーズ…その他何でもいいので、手先を使った遊びをすすめてみましょう。
遊びに集中しているときは脳が活性化しているときなので、むしろ話しかけないほうがいい、と言われています。
集中しだしたタイミングで、そーっと離れることがことが可能です!
あえて退屈な状態にさせてみる
ノーベル賞を受賞した物理学者のリチャード・ファインマンは、いつも両親から外に締め出されていたそう。
そこで4歳の頃からガラクタ置き場でガラクタを使って工作をしていたことで、自然と退屈な状態からの自由な発想につながっていったようです。
完全放置や、求められているのに放置するのは良くないですが、あえて親が忙しそうにしていることで、自分から遊びを見つける知育につながります。
いつの間にかダンボールやセロテープなどを引っ張り出して遊んでいます!
子どもの気持ちを理解する目的で本気で遊んでみる
遊びを逸らそうとして、例えば「ダメ!おままごとにするの!」と言われた場合。
「私は女優」と思いこんで、あえて子どもに本気で合わせて、15分だけ頑張ってみます。
ポイントは「またかぁ、大変だなあ」と思うのではなく、「本気でなりきることでメリットがある」と思うことです。
子どもになりきってみると、子どもの気持ちや価値観が発見できるようになります。
以前「ガラスの仮面」という演劇漫画を読んだことがあるんですが、主人公がどうやって役作りをするのかというと
とにかく再現できるレベルで、ひたすら対象物を観察してるんですね。
同じ目線で遊んでみると、子どものこだわりや考え方に新たな発見が生まれるので、「逆にこんな遊びでもウケるんじゃないかな?」というのが見えてきたりします。
遊ぶのがつらいって言ってんだろ!って思うかもですが、それでも10~15分だけなら頑張れるのではないかと思います。
少しだけ付き合ったら、今回ご紹介する他の方法も試してみてください。
遊びを発展させる
息子が3歳の頃、2つできたプラレールの線路を「ママはあっち、ぼくはこっち」と命令され、ひたすら別々の電車を一人で動かす…という謎遊びをさせられたことがありました。(これぞ苦行!)
そこで、私は積み木を出して町っぽくしてみたり、プラレールをもっとつなげて2階から降りてくるようにしたりしてみたところ、息子も最初の指令を忘れ、一緒に遊ぶようになりました。
もし「この遊び、ちょっとつらいな」と思う遊びになったら、あらゆるものをつかって発展させてみましょう。
ごっこ遊びの延長で華麗に家事遊びへ移行
以前専門家の先生の話で聞いたのですが、ごっこ遊びをしている最中に見せかけて他のことをやるという方法もあるとのこと。
おままごと遊びの最中であれば、「じゃあ、私はお料理を作ってくるわ!」と言ってリアルに料理を作りだし、家事の続きをする…という流れで離脱する方法です。
息子はついてきたので、台所にスペースを作り、そのままおままごとの続きをしてもらいました!一緒に料理している気分♪
リビングで一緒に家事をする
ポイントなのが「リビングで」という点。
料理で台所まで呼ぶ、洗濯物のためにベランダまで呼ぶ…
ちょっとしたことですが、「どこかに移動して手伝う」というのは心理的に少しハードルが上がってしまうんです。
そこで野菜を切る作業をあえてリビングでやってみたり、リビングで洗濯物を干したりしつつ、そのタイミングで誘うと意外とやってくれます。
我が家はお手伝いをポイント制にしていて、貯まるとおもちゃを買ってもらえるシステムです!
お手伝いにご褒美は嫌だな…という人もいるかもしれませんが、乗り気でないことに関してはご褒美制度は有効。
おかげで息子たちは風呂洗いも、目玉焼き作りも、洗濯物干す、たたむ、拭き掃除などの家事を一通り覚えました。
友達・兄弟で遊んでもらうようにする
子育て関連の本読んでいると、親子で遊ぶことのメリットについてはどこの本にも書かれてはいるんですが、
その中でも「子どもは子ども同士で遊ぶのが一番!」と言っている本が1冊だけありました。
確かに大人にとっては子どもの遊びは正直つまらないものの、子ども同士なら別。
友達や兄弟と遊ぶ様子を見ていると、本当にくだらないと思うことでも心から楽しんでいます。
親自身が楽しんでいる姿を見つける
本を読まない子には、親自身がまずは読んでいる姿を見せるべき、という教育専門家の方が多くいます。
子どもに合わせるのではなく、たまには親自身があえて別のことをしてみましょう。
私がピアノを弾いていると、やはり子どもも興味をもって一緒に弾きだしました!
子どもはピアノを習っているものの、やる気がなくなったいたところだったので作戦大成功。
タイミングを見て、ぜひやってみてください。
Eテレ・教育系動画を見せる
最終手段ですが、もう本当につらくなったらテレビ見せちゃっていいと思います。
実は最近の研究で、テレビを見ない子は、そうでない子に比べて国語力が低いという結果が出ています。
理由は、見たり体験したりしていないものを、文章から想像するのが困難だから。
息子もテレビでスイカの育て方を見て、「黄色いスイカってどうやってできるか知ってる?」とドヤ顔でアウトプットしていました。
なかなか普段体験できないものを知れるという意味で、テレビや動画は有効です。
ただ罪悪感がある…という方は、見せるものをある程度指定すればいいのではないかなと思います。
おすすめはEテレや、しまじろうなどの教育系DVDや、Youtubeでも教育系のもの。
こうしたものは見ているだけでも結構勉強になるので、罪悪感なく見せられるのではないかと思います。
子どもと遊ぶのがつまらない・辛いときの対処法のまとめ
子どもは当然かわいいけど、遊ぶのはつまらない、ずっと遊ぶのはつらい…と思うのは当然のこと。
そんなときは無理して遊ばないで、あえて自分のことをしてみるのも全く悪いことではありません。
ご紹介したように、一人遊びも子どもの成長に大切な時間です。
工夫次第で貴重な子ども時代を楽しく乗り越えていきましょう♪